バターの特性とそのメリットとは?

バターはケーキやカップケーキなどのデザートを作るときに不可欠な材料です。しかし近年、バターが高脂肪であることから健康にいいのかどうかが疑問視されています。
バターの特性とそのメリットとは?

最後の更新: 27 7月, 2019

バターは朝食によく登場する食品の一つです。バターとジャムのトーストや、バターを塗ったシュガートーストなどは世代関係なしにみんなに愛される朝食のメニューでしょう。この記事ではそんなバターの特性や健康上のメリットなどを見ていきます。

バターはヘルシー?

バターは主に脂肪で成り立っています。具体的にはその約80パーセントが動物由来の脂肪で、他の20パーセントは水とビタミンA、E、D、Kから成っています。

バターの特性

問題はバターにタンパク質、 炭水化物、その他の栄養素が含まれないという事にあります。朝食やおやつとしてパンに塗って食べても問題はありませんが、なにぶんカロリーが高いので、そのことを考えて量を調節する必要があるのです。

もちろんバターを食べながらも健康的な体重を維持することはできます。店頭にはさまざまな種類が並んでいるので目的に合ったものを購入することでそれが叶います。最も一般的な種類のバターには次のようなものがあります。

  • 低脂肪

飽和脂肪酸の量が通常のバターよりも少ないので、食事のカロリーを減らしたい人にはおすすめです 。

  • オリーブオイルを使用したバター

前述のようにバターは主に脂肪から成っています。でももしこの脂肪の一部がオリーブオイルに由来するならヘルシーになります。通常より高価ですが値段に見合った価値があります。

  • 減塩タイプ

一般的には1日5グラム以上の塩を摂取しない方がいいといわれています。塩分の少ない食べ物を買うことは毎日の塩分摂取量を減らすための正当な方法です。また減塩のバターは高血圧の疾患を持つ人にもおすすめです。

以上のようにバターの特性は製品の種類によって異なります。またどれを選んだとしても体のことを考えて、常に適量を摂取するように心がけていきましょう。

バターの特性

バターの健康効果

バターは主に脂肪で成りたっているのですが、他にも以下のようなビタミンを含んでいます。

  • ビタミンA

皮膚や粘膜などの柔らかい組織の調子が良くなります。骨と視力にも大切な成分です。

  • ビタミンE

ビタミンEは抗酸化剤として知られています爪や体毛を増強し、免疫や循環系の機能がスムーズに働くようになります。

  • ビタミンD

カルシウムの吸収がよくなるので骨の強度があがります。また心臓の働きが快調になり、また血の巡りが良くなります

  • ビタミンK

ビタミンKの主な働きは血液凝固を促すことであり人体に不可欠な成分です。また骨も強化するので高齢者にもおすすめのビタミンです。

また少量ですが鉄も含まれています。鉄は細胞呼吸の主役ともいえる成分で酸素と二酸化炭素を体中に運ぶ機能を担っていますので、血液循環において非常に重要な役割を果たしています。

以上のようにバターは単なる脂肪というわけではなく、摂取することでメリットもあります。適切な量​​であれば体にとって良いものであるので、脂肪が多いからといって不健康であるとすぐに決めつけてしまうのは間違いであるといっていいでしょう。もうバターを怖がる必要はありませんので、トーストをおいしくいただいて気持ちよく朝をスタートしてください!

 


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