減量にはボディービルと有酸素運動のどちらがいい?

運動は減量にお勧めですが、どの運動が効果的なのでしょうか? 今回の記事では、減量を目的とする時には、ボディービルや有酸素運動がどのように役立つのかを分析します。
減量にはボディービルと有酸素運動のどちらがいい?

最後の更新: 27 12月, 2019

減量は多くの人にとって終わりなき戦いのようなものです。

特に夏が近づくと薄着になるため、減量をしたいと思うでしょうし、クリスマスなどが近づくと、おしゃれをするために体重を減らしたいと思うでしょう。

体重を1日で減らす魔法のような方法はありませんが、運動を効果的に組み合わせることで減量効果を促進することができます。

今回の記事では、ボディービルと有酸素運動では、どちらに焦点を合わせることが減量にとって効果的なのかを説明します。

ボディービルの目的

ボディービルは、身体を限界まで鍛えるスポーツの一種で、脂肪の割合を最小限にしながら筋肉を鍛えることです。

つまり、筋肉の成長を限界まで高めるボディービルでは、大きく引き締まった筋肉が理想とされます。

ボディービルの競技に参加する人は、激しいトレーニングとタンパク質を中心とした厳しい食事で体を作り上げます。

ボディービルの目標は、体重を減らしたい人の目標とはかなり異なります。

共通しているのは、体脂肪を減らしたいと言う点と筋肉を引き締めるという点ですが、基本的な目標は大きく異なっています。

減量にはボディービルと有酸素運動のどちらがいい? 筋トレをする女性

有酸素運動の目的

有酸素運動の目的は、カロリーの消費と筋肉を引き締めることで、運動強度の調節も可能です。

ただし、ボディービルよりも良い悪いということではありません。

ボディービルと有酸素運動は、全く異なる目的と結果を導く別の運動と考えてください。

有酸素運動が持つ脂肪燃焼という効果により、減量を行う時には有酸素運動が推奨されます。

もちろん有酸素運動を行う場合でも、健康的でバランスの良い食生活を実践することが減量には欠かせないことを忘れないようにしましょう。

ここからは、有酸素運動の選び方と注意点について説明します。

様々な側面を考慮に入れることで、最大限の効果を達成するのに役立つでしょう。

減量にはボディービルと有酸素運動のどちらがいい? サイクリングクラスの女性

減量効果の高い運動

どのタイプの運動も、減量にとって重要な役割を果たします。

特に座りがちなライフスタイルを送る人は、動いていないことが体重が増えている原因だと考えられます。

運動の強度と種類は、それぞれの目標や体調、そして運動能力によっても異なりますが、健康的なライフスタイルを実践しながら減量を促進するためには、何らかの運動を始める必要があるのは明らかです。

健康的なライフスタイルの実践

ジムの会員になったりランニングを始めるのも素晴らしいことですが、それ以外にも、毎日の生活を「アクティブ」に過ごすように心がけましょう。

簡単な例でいうと、職場ではエレベーターを使わずに階段を使う、座りがちな職場なら時々立ち上がってストレッチをする、または毎日1時間のウォーキングを行うなどの、ライフスタイルの改善です。

日常生活の小さな変化が、減量という目標をより早く達成するのに役立ち、ストレスを緩和する効果も期待できます。

運動と減量

今回ご紹介したように、数キロの体重を減らしたい場合は、ボディービルや有酸素運動というよりは、中強度の有酸素運動と日常生活の小さな改善が大切です。

また、自転車、エアロビクスクラス、ステップクラスなどは、楽しく運動できるためお勧めですし、友達と一緒に運動をするのもよいでしょう。

有酸素運動に慣れてきたら、ボディービルほどの強度でなくても、筋肉をつけるための筋力トレーニングを少しずつ行うことで、代謝が向上する効果も期待できます。


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  • Amzallag, W. (2000). De perder peso al control del peso: Experiencia de un programa. Revista Cubana de Investigaciones Biomedicas.

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