TRXシステムの紹介

TRX運動は、体を宙に吊った状態で行う運動で、簡単で取り組みやすい運動です。
TRXシステムの紹介

最後の更新: 21 7月, 2019

最近ではTRXシステムはかなり広く知られるようになりました。全抵抗運動という名前でも知られています。機具を使い自分の体重のみを使って行う運動で、体の一部を宙に吊った状態で行います。

宙吊りのまま揺れながら行うこの運動によって、自分の能力を伸ばしながら、素早く簡単にどこにいてもたくさんのエクササイズを行うことができます。

TRXシステムは、始める前にある程度自分がどこまでできるか認識が必要ですが、どのスキルの方にでも適応します。25歳の人と、50歳の人の状況は全く違うため、ある程度年齢の特徴を理解する事が大事です。

あなたがTRXを始めたばかりで、また知識があまりなく、どのエクササイズが自分に合っているのかわからないならば、この記事は役に立つと思います。体に効果的で全身運動ができる、いくつかのエクササイズをここで紹介し、またそれぞれ説明をしていきたいと思います。

TRXシステムを利用した運動:スクワット

スクワット TRXシステム

 

スクワットは、誰もが知る古典的な運動ですが、TRXシステムを使い体の機敏さを養うことができます。基本的なやり方は、機器を使わないでスクワットを行うのと同じ方法です。TRXを使用して行うと、より腰を曲げずに、負担をかけずに体を落とすことができるため、とても簡単に行うことができます。

エクササイズを行うため、機具のグリップを手で握り、また下半身を曲げて機具の正面の立ちます。この位置でスクワットをし、その時に、体を落とした時に、腰はなるべくまっすぐにしておきます。

これが基本的なやり方です。さらに片足で行なったり、ジャンプ、2倍のスピードで行なったりと、様々にアレンジして行うことも可能です。

チェストプレス

あなたの身長、またどんなストラップが使用されているかによって、TRXのストラップの長さを、短く、中間の長さ、また長く調整します。 機器 の前に背を向けて立ちます。

この位置で、地面で腕立て伏せをするのと同じように体を動かします。違うのは手はグリップを握っているということです。

地面に平行して行う腕立て伏せとは違いますが、それより簡単に行うことができます。さらに繰り返して行うことができるようになったら、もっと後ろに下がり、もっと地面に平行な体制になって行なってみてください。もっと高度な運動をすることができます。

クロスグリップロー

TRXシステム

これは背中の筋肉を強化できる完璧なエクササイズです。

前で紹介したエクササイズと同じ位置で、TRXシステムに背を向けて立つのではなく、正面を向いて立ちます。

手でグリップを握り、肘を体につけ、櫓を漕ぐように動きます。背中の筋肉を使いながら、肘を動かし、また体を上げていきます。

腕立て伏せ運動の時と同じように、この運動は床と体を水平に保つのがより難しい運動です。

バイセップカールズ

クローズグリップローと同じ体勢で、腕を上に向け、自分の体重を使って二頭筋を’ねじ曲げて’いきます。

ここで大事なのは、体の中心に力を入れて、腰を曲げないことです。体をまっすぐにすることに集中し、手の力で体を動かしていくことです。

トライセッププレス

もう1つの腕の運動で、今度は三頭筋を使いますが、’押す’という動きをします。

TRXに背を向けて立ち、離れすぎないように、少し機具に近づいて立ちます。(三頭筋は小さな筋肉のため、負荷に弱い筋肉になります)体より前に腕を出し、肘を曲げ、体を前かがみにします。そして肘を広げていきます。この時、三頭筋に意識を集中します。

マウンテンクライマーズ

この運動は、少し複雑な動きをします。TRX機具を使って行う前に、ストラップなしでこの動きができるようにして下さい。スクワットの時とは対照的に、このマウンテンクライマーズの時はTRXは体をサポートしてくれません。代わりに、足がつられている時、複雑な動きをします。

プランクという運動の時のように、腹ばいになり、手のひらを床につけて待機します。この体勢になったら、お尻を少し上げながら、左右の足を交互に胸のところもまで持っていきます。

TRXシステム

この動きに慣れてきたら、自分のやり方で様々な運動を混ぜていきます。

しかし、運動を上手くこなしていくための参考として、以下に各動きのサンプル回数を上げていきます。

スクワット 3セット×12回

チェストプレス 3セット×10回

グロスグリップロー 3セット×10回

バイセップカール 3セット×15回

トライセッププレス 3セット×15回

マウンテンクライマーズ 3セット×8回


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。