エクササイズをする時の共通のミスについて

エクササイズの始めにウォーミングアップをしないことは怪我を引き起こしてしまう原因となりますし、これは多くの人が起こしてしまう間違いの一つです。
エクササイズをする時の共通のミスについて

最後の更新: 13 12月, 2019

毎日運動をしていない人や、トレーナーがいない人などが運動をする時は、典型的なミスを犯していることがあります。そして、これは体の不調や怪我を引き起こす原因となっているのです。

エクササイズは一度始めると思っているより簡単ではないことに気づくと思います。エクササイズを行う時に起こる共通のミスや誤解がありますが、これは簡単な知識があれば避けることができるのです。この記事では、私たちがどのようなミスをしているのか、またそれをどうすれば避けることができるのかについて詳しく紹介したいと思います。

エクササイズをする時の共通のミス

ウォーミングアップをしない

エクササイズの始めにウォーミングアップをしないことは怪我を引き起こしてしまう原因となりますし、これは多くの人が起こしてしまう間違いの一つです。最初の段階で筋肉を温めておかず、強度の運動をしてしまうと筋肉がショック状態になります。筋肉がどう反応して良いのかわからず、結果的に裂けてしまったり、痛めたりしてしまいます。

エクササイズ ミス

ウォーミングアップはストレッチより重要です。ウォーミングアップをすることで、筋肉や水分が、これから行われる強度の運動に対して徐々に準備をすることができるからです。

エクササイズに適した服、またシューズを履かないこと

スポーツウェアやシューズを買いに行く時、大体の人は自分好みのものや、体に合うものを選んで購入していると思います。もちろん、流行りのものをスポーツウェアとして選ぶことも良いですが、しかし、自分がこれから行おうとするエクササイズに、一番適した服を選ぶことが大事です。色や、どの服を着れば良く見えるか、というよりも、生産性を考えて購入すべきです。

例えば、全てのスニーカーが全てのスポーツに合っているわけではありません。また全てのズボンが全てのスポーツに適しているわけではありません。トレイナーに聞くか、またはインターネットで検索し、どんなシューズやスポーツウェアが自分がする運動にあっているのか事前に調べるべきです。スポーツウェアを着る目的は、「快適に着る」、というより、「怪我をしないために着る」、このことを優先にして選ぶべきです。

エクササイズ ミス

水分補給をしないこと

人は1日に2リットルのお水を飲むことが必要ですが、エクササイズをする時は、特にたくさんのを飲むことを心掛けましょう。エクササイズをした時に出る汗には、毒素や体から排出された水分が含まれるので、この排出された水分をしっかり補充する必要があります。

エクササイズ中に水を飲んではいけないと考えている人もいますが、これはただ迷信です。エクササイズ中は、体は常に最適な状態に保たなければならず、その一つが水分補給なのです。

同じ動きを何度何度もも繰り返すこと

体が同じ動きに慣れてしまい、エクササイズ中、同じ動きを何度も何度も繰り返すと、必要な結果が出なくなってしまいます。このミスを犯さないために、ジムに通う時に、自分で(もしくはトレイナーに聞いてみても良いでしょう)毎日、違う運動を取り入れてみて下さい。

運動のメニューを作ることは、難しくありません。また10分間のウォーミングアップ、20分のクールダウン、5分のストレッチを必ず含んで下さい。

エクササイズの中で時にはの運動、腕、腹部といったように毎日違った箇所を運動したりグループクラスに通うのも良いです。重要なことは1つの運動に固執せず、様々な運動を取り入れるということです。

自分には重すぎる重量を持ち上げること

重量上げで体を作ることに決めた時に、人は重い重量を持ち上げれば効果的だと間違った考えを持っています。しかし、これは怪我を引き起こしかねない考えです。体はどれだけの重量に耐えられるかを知っています。最初は重い重量を持ち上げられないのは当たり前です。練習することで、徐々に重いものを持ち上げられるようになるのです。

エクササイズ ミス

ジムで重量上げの機材に重りを増やしていく時、キロ毎重量を増すなら繰り返す回数を減らして下さい。例えば35キロの重量で15回繰り返す場合、2.5キロを増やして12回繰り返します。5キロ増やした場合は10回、7.5キロ増やした場合は8回のみ繰り返すのように回数を合わせましょう。

クールダウンしないこと

エクササイズの時によく見る間違いはクールダウンしないことです。強度のエクササイズをした場合、特に心臓の動きを含め体は正常の状態に戻ろうと働きます。

多くの人はクールダウンするとき、カーディオマシーンを使います。ゆっくりのペースで15から20回、マシーンを使ってクールダウンしてください。

ストレッチをしないこと

多くの人はストレッチを忘れがちですが、これは大きな間違いです。エクササイズの後ストレッチをせずに、ジムを終えて、家に帰宅することは大きな怪我に繋がります。なぜなら、エクササイズした後は筋肉が緊張状態にあり、もし家で少しでも間違った動きをすると、この筋肉が裂けてしまうからです。

怪我をしないことはもちろんのこと、エクササイズ中に間違ったやり方で体を痛めないためにも、今日紹介した方法を試してみて下さい。運動がもっと効果的になるでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。