【糖尿病患者にオススメ!】ベストなエクササイズとは?

24 8月, 2020
スポーツやエクササイズは糖尿病をコントロールするのに大いに役立つ可能性があります。しかし、どんな運動ならしてもいいのかを知っておくことが大切です。また、運動しすぎてもいけません。

糖尿病患者にベストなエクササイズを知っておくことは、状態をしっかりと管理しておく上で重要です。薬と適切な食事とともに、血中のグルコース値をコントロールするには運動が大切な役割を果たします。

糖尿病は内分泌及び代謝の病気で、血糖値のコントロールが難しくなります。しかし、影響があるのはグルコースだけではありません。糖尿病は、体の中の脂質やタンパク質の値にも影響します。

問題の原因は体内のインスリンというホルモンの値です。体が血糖値を下げるのに十分なだけ生成できていなかったり、体が抗体を作ってしまったために機能していない場合もあります。

糖尿病のタイプ

糖尿病には様々なタイプがありますが、もっとも多いのは以下の2つのタイプです。1型糖尿病は体がインスリンを生成せず、一般的に子どもの頃から持っているものです。ただしそうでない場合もあります。一方2型糖尿病の場合は普通体がインスリンへの抗体を作ってしまいます。これは大人になってから発症することが多いものです。

1型糖尿病患者は体の中にインスリンがないので、血中に注入しなければなりません。2型糖尿病患者の場合は血糖値を下げるか糖分が細胞へ入るのを刺激するために、薬を飲むことになります。

どのような糖尿病のタイプであれ、いかなる治療も厳格な食事と運動を共に行う必要があります。ですので、糖尿病患者にベストな運動と、どのような点に気を付ければいいのかについて知っておくことが重要なのです。

糖尿病患者のためのエクササイズ:メリット

1型でも2型でも、糖尿病のための運動のメリットについては、古くから医学では認識されています。そのメリットには以下のようなものがあります。

糖尿病 エクササイズ

  • 体重をコントロールするのに役立ちます。糖尿病患者は自分の体重に気を付け、絶対に過体重や肥満にならないようにしなければなりません。脂肪が多すぎるとインスリンの活動が困難になってしまうからです。
  • 運動は糖尿病の薬の補助剤となります。定期的に、しっかりと管理された運動を行えば、中期的に使用するインスリンや服薬の量を減らすことにつながるのです。そうすれば、薬の副作用を回避することにもなります。
  • 循環器系のリスクを軽減することにもなります。糖尿病患者は循環器系の問題へのリスクが最も高いグループに属します。血中のグルコースが高い状態が長く続くのは動脈に悪いため、心臓発作や脳卒中になるリスクが増加するのです。運動をするとコレステロール、血圧、そして血中のグルコースを下げることができるので、循環器系のリスクも減少させることにつながります。

運動前の注意点

糖尿病患者は、運動をする前にいくつか注意する点があります。また、それを必ず守ることで、運動して状態が悪化してしまうというようなことにならないようにすることが重要です。

知っておくべきことの中で最も基本的なことの一つが、運動を始める前のグルコース値です。これがかなり低い場合には、血糖値を上げるために何か食べる必要があります。反対にかなり高い場合(250mg/dL以上)には、運動をしてはいけません。

また、運動後にも血糖値を測ることが重要です。運動後には血糖値がかなり下がってしまうことが多いので、それが低血糖症につながる恐れがあるからです。30分以上運動する場合には、失うことになる血糖を補うために、炭水化物を摂取するといいでしょう。

最後に、水分補給が非常に大切です。運動中だけでなく、運動開始の少なくとも1時間前には水を飲むようにしましょう。

糖尿病患者にベストなエクササイズとは?

エクササイズをすることがどれだけ大切で、どんな点に注意するべきかについてわかったところで、今度は糖尿病患者にベストなエクササイズをいくつか見ていきましょう。

まずは水泳、ランニング、サイクリングなどの有酸素運動です。こういった運動中に酸素を吸うことで、代謝を刺激し、血中から糖分を吸収してくれる大きな筋肉を活発化させることにもなります。

糖尿病患者 エクササイズ

糖尿病患者でも、医師に相談した上で、監督の下であればジムでウエイトトレーニングをすることも可能です。最も適した限界を知っているトレーナーに見てもらいましょう。

最後に、ストレッチや柔軟体操も糖尿病患者にはとても良いものです。この場合は血中のグルコース値はそんなに下がらない上、高血糖による摩耗から関節を守るのに役立ちます。

糖尿病患者でも運動すべき?

もちろんその答えはイエスです。すべての糖尿病患者が、状態をコントロール下に置いておくため、そして血糖値をしっかりとモニタリングするために、薬、食事、そしてエクササイズを組み合わせる必要があるのです。

自分も糖尿病患者だという方は、あなたに適したスポーツはなんなのか、またどんなことに注意すべきかをお医者さんに相談してみましょう。しっかりと継続すれば、時間と共に糖尿病をコントロールすること以上のメリットが見えてくることでしょう。

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