水球について知っておくべきすべてのこと
水球は、2つのチームがボールを使ってプール内で競う水上競技で、簡単に説明すると、サッカーと同じように、ボールを相手のゴールに入れることで得点が入ります。
またハンドボールにも似ていると言われ、ゴールキーパー1人とフィールドプレイヤーと呼ばれる6人の選手で1チームとなります。
試合形式は、8分間の4つの「ピリオド」で行われ、1回目のピリオドと3回目のピリオドの間には、それぞれ2分間の休憩があります。
試合中の選手は、深いプールの中で常に浮いている必要があるため、多くのエネルギーを必要とする運動量の多いスポーツであり、持久力、体力、そして高度なテクニックが必要となります。
水球選手は、筋力トレーニングなどを活用して体を鍛えて、スピードやテクニックを向上させます。
水球の利点
健康への効果という点からも、多くの利点がある水球についてさらに詳しく説明します。
1. カロリーの消費量が高い
試合の間、水の中で「立っている」状態を維持するだけでも多くのエネルギーを消費する水球ですが、それ以外にも選手はプール内を泳いで移動します。
そのため、水球は大量のカロリーを消費するスポーツです。
2. 関節への衝撃が少ない
エネルギーを大量に消費する、身体的にも激しいスポーツである水球ですが、水の中で行うため、陸上で行うスポーツよりも、筋肉や関節への衝撃は少ないとされています。
他のスポーツと比較して、水球は関節に与える影響が少ないスポーツであり、怪我を避けるのに理想的です。もちろん、これは、怪我が起こらないという意味ではありませんし、どのスポーツでも怪我の可能性は常に伴います。
3. 高い持久力を必要とする
水球は、心血管系と肺の容量をテストするかのような、高い持久力を必要とするスポーツです。
選手としての力を高めるためには、正しい呼吸を取得し、持久力を向上させるためのトレーニングを行う必要があります。
速いスピードで試合が進む水球は、プールの端から端までを泳いで移動するなど、インターバルトレーニングのような動きを常に繰り返します。
水球のルール
水球の選手は、スピードと強靭さ、チームワーク、高レベルの体力やバランスを兼ね備える必要があります。
最も多くのゴールを獲得したチームが勝者になるスポーツで、選手がプールの底に触れることは禁止されているため、試合中はずっと、深いプールの中で「立っている」状態を保つだけの体力が必要になります。
水球のチーム
前述のように、各チームはゴールキーパー1人と6人のフィールドプレイヤーと呼ばれる選手で構成されており、同時に7人の選手が水の中に入ります。
選手は泳いで前に進み、ボールを味方にパスをするなどしてボールを前に進めますが、片手でしかボールを握ることはできません。
ゴールキーパーは両手を使うことができます。
それぞれのチームでは6人まで選手の交代が認められおり、これはゴールキーパー1人とフィールドプレーヤー5人です。
選手の交代は、6回までいつでも行うことができます。
ゲーム進め方
試合は、フィールドの真ん中に審判がボールを投げることから始まります。
フィールドプレイヤーは自分のゴールラインに沿って並び、ボールを取っチームから攻撃が始まります。
各チームには6回の交代が認められています。
各チームは、ゴールを決めるためのシュート前は、最大30秒間までボールを保持できます。
各ゴールの後、得点したチームがボールを持ってゲームを再開します。
この時に、それぞれのチームの選手は自分のチーム側にいなければなりません。
水球の試合には、プールの両側に1人ずつ、2人の審判がいます。
今回ご紹介したように、水球は心身の健康に高い効果を持つスポーツです。
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