口当たりが良くておいしい!3つのご馳走ソースとその作り方
軽くて口当たりの良い温かいソースはどんな食材でもおいしくしてくれます。しかしながら体型やウエストラインを気にしている人にとっては、余分な脂肪、カロリー、ナトリウム、砂糖を避けるためにこういったソースはあまり歓迎されないものです。
材料の選び方
レシピには普段使うようなものからあまり使うことのないようなものまで、さまざまな材料を使用します。いずれにせよオリーブオイルなどを含め、材料を選ぶときは高品質の製品を選ぶことをおすすめします。
野菜や新鮮なフルーツ、乳製品類も必要です。さらに調味料とスパイスはなるべく防腐剤の入っていない天然成分のものを選ぶようにしましょう。
市販のレトルトソースなどが出回っていますが、そういったものを使うのは本当に時間がないときだけにとどめるのが賢いやり方です。なぜならそういったものの品質に関しての保証はありませんし、なにより手作りの方が断然おいしいからです。
ベシャメルソース
ベシャメルソースはスペイン料理で最も人気のあるレシピの1つです。カネロニ、ラザニアに使われたり、野菜クリームに最適です。牛乳が少なければコロッケにも使えます。またタンパク質をたっぷり含んでいます。
おいしいベシャメルソースを作る秘訣は同量の小麦粉とバターを使うことです。そうすれば濃厚なソースに仕上げることができます。
<材料>
- 牛乳・・・・・・4カップ
- バター・・・・・大さじ6杯
- オリーブオイルまたはエキストラバージンオリーブオイル・・大さじ3杯
- 小麦粉・・・・・85グラム
- ナツメグ・・・・1かけ(すりおろし)
- 塩とコショウ・・適量
<作り方>
- 牛乳を鍋に入れて弱火で沸騰させる。
- フライパンでバターを溶かす。
- バターが溶けたら小麦粉とオイルを加える。小麦粉が金色になるまで中火で休まずかき混ぜる。
- 火から下ろして、少し冷えるのを待つ。
- 木のヘラでかき混ぜて攪拌しながら、沸騰している牛乳を小麦粉の混合物にゆっくりと注ぐ。
- 数分間弱火に戻す。
- ナツメグ、塩、コショウを入れて味を調える。
- 10分間程、またはお好みの質感が得られるまで撹拌を続ける。
トマトとバジルのソース
このソースは素朴なディナーに、そしてピザ、シチュー、多くのパスタ料理にも最適です。 ピーマン、ニンジン、ニンニク、ズッキーニ、ナスなどの野菜のみじん切りを使った典型的なスペイン料理の「ピストマンチェゴ」でも使用されています。
<材料>
- 完熟トマト・・・1キロ
- 大タマネギ・・・2個
- バジル・・・・・1束
- ニンニク・・・・2かけ
- オリーブオイル・・大さじ3杯
- 砂糖・・・・・・大さじ2杯
- バルサミコ酢・・小さじ半分
- 塩とコショウ・・適量
<作り方>
- 最初にナイフの先端で各トマトの根元に十字に切り込みを入れて、15秒間湯通しする。
- その後、氷水を入れたボウルに入れて皮をむく。
- それらを半分に切り、種を取り除いてサイコロ状にカットする。
- タマネギとニンニクの皮をむき、みじん切りにする。
- 次にバジルを細かく刻む。
- フライパンでオイルを加熱し、 塩をひとつまみ入れてタマネギを5分間ほど炒める。
- それからトマト、塩、砂糖、酢を加える。
- 弱火で45分間、または液体が蒸発するまで加熱する。
- 最後に塩とコショウで味を調えてバジルを追加し、10分ほど木のヘラですべてをよく混ぜあわせる。
スペイン風ソース
このソースはミートボール、キャセロール、ミートシチューなどに使用される定番のソースです。ソースをおいしくする秘訣は良質の牛肉のブイヨンを使うことにあります。
<材料>
- 牛肉のブイヨン・・4カップ
- 牛肉のコマ切れ・・100グラム
- タマネギ・・・・・1個
- ニンジン・・・・・2本
- 完熟トマト・・・・1個
- ニンニク・・・・・1かけ
- ベイリーフ・・・・1枚
- パセリ・・・・・・1枝
- ネギ・・・・・・・1本
- 小麦粉・・・・・・大さじ1杯
- オリーブオイル・・大さじ3杯
- クローブ・・・・・1個
- シェリー酒・・・・1杯
- 塩とコショウ・・・適量
<作り方>
- まず野菜を洗って皮をむき、細かく切る。
- オイルを鍋に入れて火にかけ、タマネギとひとつまみの塩をいれて黄金色になるまで炒める。
- すべての野菜を加えてしばらく炒める。
- 次に小麦粉を加えてさらに数分間炒める。
- 牛肉のコマ切れを加えて木のヘラで1分間かき混ぜる。
- 次に牛肉のブイヨン、パセリ、ニンニク、ベイリーフ、クローブ、シェリー酒をいれてよくかき混ぜる。
- 沸騰させて40分ほど煮込む。
- 火から下ろし、ブレンダーに入れてトロトロになるまで混ぜる。
- 鍋にもどしてフタをせずに弱火で少なくとも5分間、ソースが濃くなるまでもう一度火にかける。
- 塩とコショウで味を調える。