スノーシューとはどういうスポーツ? その効果について知ろう!

フィンランドやスカンジナビア半島に行かなくても、また山や雪がない都市部でも楽しむことができます。
スノーシューとはどういうスポーツ? その効果について知ろう!

最後の更新: 15 12月, 2019

スノーシューは、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンといった北欧で人気のあるスポーツです。ただ楽しめるスポーツというだけではなく、体型や体の特徴に関わらず、またどの年代でも楽しめることができるのが大きな特徴です。

フィンランドやスカンジナビア半島に行かなくても、山や雪がない都市部でも楽しむことができます。ここではこのスノーシューの特徴と効果について詳しく紹介していきたいと思います。

スノーシューとは何か?

スノーシューはスキーのような動きをするスポーツですが、スキー板は付けず、スノーシューズを履きます。もしバランスを取るためにトレッキングポールを使いたいのならば使用することも可能です。

やり方はいたって簡単です。このスポーツは1930年代に始められました。最初は冬場にクロスカントリーの選手達が、スキーのトレーニングをするために野外で始められたものでした。

森や草原を歩いたり走ったりしながらスキーの練習をしたい時に、選手達は冬の雪のシーズンでも外で体を動かすことができたのです。そして2000年に入る前に、フィンランドの体育学部の学生がスノーシューの効果に関する論文を発表しました。

現在では特別なスノーシュー用のトレッキングポールを買うこともできます。たくさん効果があるスポーツなため、今では世界中の多くの人たちがこのスノーシューを行うようになりました。

スノシューを1時間程したならば、これは6000歩歩いたことと同じ運動量になり、腕も同じくらい動かしたことになります。

この間に600にもわたる筋肉を使い、400キロカロリーを消費します。トレッキングポールを使わずに歩くと200の筋肉を使い、140キロカロリーを消費します。この数値は腕の運動は含んでいないため、足のステップのみの運動量になります。

どのようにスノーシューを練習するのか?

スノーシューを練習するにはグラスファイバーでできたシューズと頑強なポールが必要です。どちらもスポーツ用品専門店で買うことができます。

これらのグッズはハイキング用とは異なっており、スノーシュー用は下部分にオブリークブロックがあり、表面を守ります。歩く地形に合わせてエッジを変えることも可能です。

ポールの長さは腕の長さと同じものか、3分の2の長さのものを選ぶようにします。使わない時に腕にぶら下げるように、リストバンド部分を腕に巻いておきます。また快適な服をきて行うことも大事で、山、森林、また都市部など場所に合った服装で行うようにしましょう。

そして歩くときは普通の歩幅で歩くようにし、の動きを少し大きくするようにします。トレッキングポールは各ステップ毎に地面に刺すようにします。速度は中間から速めのスピードで歩き、最初は平坦な地面から始めるようにします。慣れてきたら、丘、砂浜などを歩くと良いでしょう。

スノーシュー

公園や草原など平坦な道を歩くと、スピードを上げて練習しやすく腕と足の交互の動きも練習できるようになります。

野外で行うアウトドアスポーツには日焼け止めは必須です。また帽子やサングラスも忘れないように持っていくようにしましょう。またその日の天気や気温も確認するようにして下さい。夏場は短パンやノースリーブの服装を選び、冬場は重ね着をして寒さの対応をします。

最後にスノーシューにはたくさんの身体的効果があります。例えば、心肺機能の改善、体重を減らす、また筋肉量の増加、さらに有酸素運動なためストレスも軽減させることができます。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。